2018/03/15

必ず知っておいて欲しいエリオット波動理論 基本編

 
必ず知っておいて欲しいエリオット波動理論 基本編

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この記事を書いている人 - WRITER -
TRADING MAD SCIENCE代表
FXプランナー&トレーナー

10年間のトレード経験をもとに、三根流トレード運用システムを確立。
2017年から、三根流トレード運用システムをベースにしたFXトレードの指導を行う。
一般的な「攻め」重視の高リスクトレードではなく、最大限「損」を出さない「守り」を重視したトレード手法が特徴。
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トレードをする上でテクニカルやオシレータなどの分析ツールはたくさんあります。

しかし、そのツールを正しく使える人、使えない人とにキレイにわかれます。

それは何故でしょう?

 

 

そもそものマーケットの動きには、あらゆる法則性が隠れています。

あらゆる分析ツールは、この法則性や理論などを土台として数学的な公式で組み立てられています。

つまり、土台となる法則性や理論を知らずして分析ツールの本質はなかなか見えてきません。

ここでは長年語り継がれてきた理論のひとつである「エリオット波動」について解説します。

1エリオット波動理論

「過去80年間にわたる観察の結果、株価は連続した5つの波動によって上昇しており、この”上昇5波動”が完了すると、次に”3波動”からなるその反動がおこることがわかった。こうして8つの波動をもって、株価変動のサイクルが完了し、次にまた新しく5つの波動が始まり、これにも3つの修正波が付随する。そして、
【第1の5つの波動、3つの修正波動】
【第2の5波動、その修正3波動】につづいて最後の5波動が現れ、これをもって全上昇過程が終了する。この最終段階では、すぐに完了した前2回の修正運動のような3波動の修正派が現れず、そのかわりに今度は、前の2回の修正波動よりずっと大きな3つの波動を持つ”修正”が起こり、これが5つの波動の全部を修正する。」

BY ラルフ・ネルソン・エリオット

いろんな言葉が出てきて混乱しそうですが、要するにマーケットの動きはある法則性のもとで動いているということです。

上昇するにも下降するにも5つの波動3つの波動を描きながら動くことが多いということです。

エリオットさんがおっしゃりたいことをざっくりと絵で表現すると、上の画像のような感じになります。

こういったマーケットの法則性を知っていれば、これからのマーケットの動きが簡単に予測できるようになるよねっていう内容です。

でも確実に毎回毎回こういう波を描きながら動くんじゃなくて、こういう波動になる傾向が強いということなので参考程度に知識をたくわえて頂ければ良いかと思います。

そして、ざっくりとした部分から、これから細かい部分を解説していきます。

2.フィボナッチ数列

フィボナッチはとても有名ですね。

これは自然界に存在する法則のひとつで、

1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,610・・・・・・

と続く数列のことです。

エリオット波動はこのフィボナッチ数列との関連性が強く、自然界に存在する法則をマーケットに利用できないかという考えからエリオット波動が誕生しました。

このフィボナッチ数列の美しさを知って頂くためにいくつかの特性を紹介します。

参考までにご覧ください。

2-1.フィボナッチのうさぎ

  • オスメスの2匹を1セットとします。
  • 1セットのうさぎは、生まれて2ヶ月後から毎月1セットのうさぎを生む
  • この条件で1年間で何セットのうさぎが繁殖するか?
 生後0ヶ月 生後1ヶ月 生後2ヶ月以降  セットの合計
0ヵ月後
1ヵ月後
2ヵ月後
3ヵ月後
4ヵ月後
5ヵ月後
6ヵ月後 13
7ヶ月後 21
8ヵ月後 13 13 34
9ヵ月後 21 13 21 55
10ヵ月後 34 21 34 89
11ヵ月後 55 34 55 144
 12ヵ月後 89 55  89 233

 

うさぎの繁殖力はすごいと言われますが、この表のようにうさぎの繁殖の仕方をフィボナッチ数列に当てはめてみるとピタリと一致します。

実際にやってみると多少の誤差は生じるかと思いますが、ほぼこの数字になると言われます。

2-2.ロマネスコ

ロマネスコはカリフラワーの仲間です。

チーズフォンデュやサラダにして食べるととてもおいしい野菜です。

この美しいほどのフラクタル構造は素晴らしいの一言です。

この野菜は、悪魔の野菜だとか、神様が人間を試すために作ったとも言われています。

このロマネスコのらせんの本数を数えてみるとフィボナッチの要素とピタリと一致します。

2-3.フィボナッチから生まれる黄金比

黄金比とは自然界で最も安定し、最も美しい比率と言われ、古代ギリシャで発見されて以来あらゆる美術的要素のひとつとして絵画や彫刻、建造物などに使われてきました。

例で言えば最も美しい四角形の比率(1:1.618)です。

フィボナッチ数列の螺旋から黄金比が出てきます。

2-3.世界中に見るさまざまなフィボナッチ

このように自然界や世界中を見渡してみれば、たくさんのフィボナッチ数列が隠れています。

このフィボナッチに関するもっと難しい公式などを紹介したほうがいいのかもしれませんが、公式などを紹介しても難しいばかりか頭に入ってきません。

なのでフィボナッチ数列というのは自然界のあらゆるところに存在するひとつの法則であり、その数列は自然が織り成す芸術であるということを認識してください。

そして、この数列をもとにしてエリオット波動は誕生しました。

3.基本波動

マーケットはひとつの基本的なリズムを持っていて、5つの波動3つの波動で、合わせて8つの波でひとつの周期として展開することが多いです。

3-1.推進波

推進波とは下記の画像の1,3,5の波動を推進波と言います。

下記画像は上昇トレンドを表していますので、上昇に向かって推進していく波動のことを言います。

逆に下降トレンドの場合は、下降に向かって推進していく波動が推進波になります。

画像で言うとa,cの波動が下降の推進波です。

3-2.修正波

修正波とは下記画像の2,4の波動を修正波と言います。

これは推進波の間に現れるもので、ちょうど坂道を登る途中途中で息抜きをしているような状態です。

逆に下降トレンドの場合は、下降に向かって息抜きをしているbの波が修正波になります。

3-3.基本波動の原型

これは先ほど紹介したフィボナッチと同じように、マーケットも自然界と同様にフィボナッチ数列、黄金比率に従って動く傾向が強いということです。

これが基本波動の原型です。

そして、この原型から

  • 小規模な波動
  • 中規模な波動
  • 大規模な波動

と3つに分けることができます。

この画像は上から、長期、中期、短期となっています。

長期は中期の波動を寄せ集めた波動です。

中期は短期の波動を寄せ集めた波動となります。

ご覧のとおり3、5、8、13、21というサイクルでマーケットは動く傾向が強いのです。

そして、サイクルのスパンとしては、超長期で50年、長期で10年、中期で1~4年、短期で6ヶ月がエリオット波動理論の基本スパンとなっています。

画像でまとめると下記のような感じです。

必ず知っておいて欲しいエリオット波動理論 基本編

エリオット波動の基本長期サイクルを10年としていますが、実践で10年は長すぎるので僕の場合だと日足、1時間足、5分足というふうにしています。

まとめ

エリオット波動理論を簡単に解説しましたが、本質の部分はフィボナッチ数列をはじめ自然界に多数存在するエネルギーが循環する法則をもとに作られています。

エリオット波動のみを学ぶのではなく、自然界に存在するいろんな法則を学ぶことで更に理解が深まります。

この記事を書いている人 - WRITER -
TRADING MAD SCIENCE代表
FXプランナー&トレーナー

10年間のトレード経験をもとに、三根流トレード運用システムを確立。
2017年から、三根流トレード運用システムをベースにしたFXトレードの指導を行う。
一般的な「攻め」重視の高リスクトレードではなく、最大限「損」を出さない「守り」を重視したトレード手法が特徴。
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