スキャルピングでは勝てないコツコツドカンとなる理由

 
スキャルピングでは勝てないコツコツドカンとなる理由

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TRADING MAD SCIENCE代表
FXプランナー&トレーナー

10年間のトレード経験をもとに、三根式ベッティング戦略を確立。
2017年から、三根式ベッティング戦略をベースにしたFXトレードの指導を行う。
一般的な「攻め」重視の高リスクトレードではなく、最大限「損」を出さない「守り」を重視したトレード手法が特徴。
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スキャルピングは大変人気がある手法です。

 

トレードの知識が少ない方でも簡単に手を出せるという意味で、たくさんの人がスキャルピングでトレードを行っています。

 

しかし、FXで失敗する可能性がダントツに高いのもスキャルピングです。

 

一般的にはローリスクローリターンと言われることも多いんですが、実際のところはローリスクローローリターンなのです。

 

デイトレードと比べると、圧倒的に期待値が低くなるのがスキャルピングなのです。

 

期待値が低いので、高い勝率を維持できないと、すぐに利益はマイナスになってしまいます。

 

スキャルピングは非常にギャンブル性が高い手法であり、プロは絶対におススメしません。

 

それはなぜなのか、その理由をお話しします。

1 スキャルピングとは

スキャルピング(Scalping)とは、為替相場のほんの数分間~数十分間の小さな値動きを取りにいく超短期運用スタイルのことを言います。

 

北米先住民(ネイティブ・アメリカン)は、戦利品として、敵の頭の皮をはぎ取ります。

 

「Scalp」は、その剥ぎ取った髪の毛のついた頭皮のことを言います。

 

「薄く頭皮を剥ぐ」という意味から、相場で薄く利ざやを剥ぐように稼ごうとするさまを「スキャルピング」と言うようになりました。

 

2 スキャルピングはプロから小ばかにされる

たとえば、相場で上昇傾向が強いときに買って、数秒~数分程度で1、2pipsから数pipsくらいの利益を狙って、売り逃げるような売買のやり方です。

 

日本語では、「小すくい商い」と言います。

 

相場は短期的には予測不能な動きが多いですから、目先の小さい利益を狙ってトレードをしても、結果として思惑が外れて、大きく損をすることがよくあります。

 

そういう意味合いで英語でも日本語でも、よく考えもせずに目先の利益だけを追求する売買手法として「軽蔑・小ばか」というニュアンスを含んでいます。

 

3 だからスキャルピングでは勝てない

「スキャルピングはやらないほうが良い!」

 

こう言うと、多くの人たちが不満の声を持つのは十分に分かります。

 

しかし、現実にそういった人たちが、勝てない生き残れない生き残っていないのは事実なんです。

 

スキャルピングは、わずかな利幅を狙って超短期間で売買する手法です。

 

1回あたりの利益は小さいけれど、確実に、コツコツと積み上げていくことが目的です。

 

値動きが大きくないときにも、なんとか利益を得たいという考えから生み出されたテクニックです。

 

スキャルピングで、ある程度の利益を出すには、ポジションを大きく取るか、売買頻度を多くする必要があります。

 

わずかな利幅の積み重ねですから、一度でも大きな損を出すと今までの利益は簡単に吹き飛びます。

 

このためにロスカット(損切り)が重要なのはもちろん、「予測しづらい」「勝率が低い」場面では手を出さないことが鉄則です。

 

そういった局面でうっかり手を出してしまうと、ロスカットに遅れて大きな損失を出してしまうことになります。

 

3 スキャルピングでの間違い

まずスキャルピングで間違えることは、時間の概念です。

 

短時間で反対売買を行って、リスクを回避する予定だったのに、なかなか小さな利幅すら取れないときには、ぐずぐずとポジションを持ち続けてしまうことが多くなります。

 

値動きがおだやかなときは、なおさら切りそびれてしまいます。

 

そうなると、短時間の売買ではなくなりますから、それはスキャルピングではなくなります。

 

そういったときに、突発的なニュースや、思いもよらない大量の売買に巻き込まれて大損することがよくあります。

 

スキャルピングで狙っている利幅は非常に小さなものです。

 

なので、マーケットが大きく動いているときには、非常に使いづらいテクニックになってきます。

 

でも、スキャルピング慣れしていると、レートが激しく乱高下している相場でも、同じやり方で手を出します。

 

値幅が大きいときは、ポジションを小さくしても十分な利益を狙えるのに、ついついいつものクセが出てしまいます。

 

スキャルピングをしているときと同じように、大きいポジションを取ってしまうんです。

 

4 リスク・リターンのバランスが調整しづらい

スキャルピングはもともと、リスク・リターンのバランスが悪い手法です。

 

一般的には、スキャルピングはローリスクローリターンと言って推奨している方もたくさんいらっしゃいますが、実際にはローリスク・ローローリターンが本当です。

 

それはなぜかと言うと、FXにはスプレッドがあるからです。

 

ポジションを取った時点でスプレッドが、0.2pips~2.0pipsと必ず手数料の代わりにスプレッドが発生します。

 

証券会社の違いで、大なり小なり異なってきますが。

 

このスプレッドがある限り、スキャルピングは非常に不利な戦法であると言えます。

 

もしもあなたが5pipsを狙ってスキャルピングしているのだとすると、仮に0.5pipsのスプレッドが発生した時点で、5.5pipsを狙わないと利益には絶対に繋がりません。

 

-3pips逆行したらロスカットするというルールを決めているとしても、実際には-2.5pips動いただけでスプレッドとあわせると-3pipsの損失になります。

 

しかもほんの数秒間~数分間の値動きは、もっとも予測しづらいです。

 

こんな厳しい条件がそろっている中で、5pipsの利益を安定的に稼ぎ続けることは可能なのでしょうか?

 

計算上は、利益:損失が「5pips:-3pips」の計算が成り立ってはじめて、スキャルピングで継続的に利益を出していけます。

 

それに勝率なども加わってきます。

 

これだけ小さな損益比率であれば、仮に勝率が少しでも悪くなっただけであっという間に今までの利益はすぐにマイナスへ転換します。

 

スキャルピングをすすめている方には大変申し訳ないんですが、これだけの悪条件がそろっている中で勝ち続けることは不可能に近いと言えます。

 

もしもスキャルピングで勝ち続けている方がいれば教えて欲しいものです。

 

結論、「スキャルピングは絶対にやらない方が良い」です。

 

まとめ

その手法が「人気がある」「誰でもやってる」「簡単に出来そう」という安易な理由で、スキャルピングに手を出すのはやめましょう。

 

小さな値幅しか狙わないので、短期的に見るとローリスクのように見えます。

 

ですが、そのトレードを繰り返し行うことで、少しずつ利益が削られていきます。

 

超短期的な値幅を予測することは、どんなに経験豊富なプロでも非常に難しいことです。

 

そんな不利な条件がそろっているなかで、高い勝率を維持し続けることは不可能に近いといえます。

 

「スキャルピング」と「デイトレ」どっちがリスクが低いかというと、圧倒的にリスクが低いのはデイトレです。

 

今一度トレード履歴を見直して、長期的にスキャルピングでお金を増やし続けることは可能なのか?ということを自問自答してみてください。

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FXプランナー&トレーナー

10年間のトレード経験をもとに、三根式ベッティング戦略を確立。
2017年から、三根式ベッティング戦略をベースにしたFXトレードの指導を行う。
一般的な「攻め」重視の高リスクトレードではなく、最大限「損」を出さない「守り」を重視したトレード手法が特徴。
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